教室運営

複数の講師を呼んでの教室運営をする5つの利点とは!?

ほとんどのピアノ講師が自宅で1人でレッスンをしているのが現状かと思います。

 

複数の講師がいるところとなると、大きな楽器店が講師を募集してレッスンを提供するということが一般的で、なかなか先生を雇ってピアノ教室を運営するということは考えないかもしれません。

 

私は元々一人でレッスンを始めましたが、自分だけで手いっぱいになったとき、家の一部を改装して部屋を増やし、2レッスン同時に行えるようにして講師を募集しました。

 

今は私の他に4人の講師にレッスンに来ていただいています。

 

そしてこれまでに、一人で教えるのではなく、複数の講師が同じ場所で教える利点をいくつも発見しました。

 

1. まずは、レッスンの向上を保てること。

1人でレッスンしていると教材研究やレッスン内容の向上に関して怠けてしまうことも簡単です。

 

私の教室では、レッスンの空き時間や終わったときに、講師同士がよくレッスンや生徒について相談し合います

 

また、定期的に私が講師全員を集めて、カフェやレストランに招待し、そこで気軽にレッスンについて話してもらいます

 

すぐ相談できることや、定期的に教材の話などするため、問題解決も速いですし、新しいものを導入することも定期的にあります。

 

1人でレッスンしているとすぐに相談する相手がいないので、なかなか問題解決できないことも多々あるかもしれませんね。

 

2. 次に大きなイベントすることができること。

私は子ども達同士で連弾を弾く「連弾コンサート」を開催することが夢でした。

 

子ども達同士で連弾を弾くには、子どもの年齢やレベルが同じぐらいでないとペアを組むことができません。

 

たくさんの講師がいるということは生徒さんもそれだけ多くなりますので、ペアを組みやすくなります。

 

何度かこの「連弾コンサート」を開催しましたが、親御さんたちにも、参加した子どもたちにも大変喜ばれました。

 

子どもたちもいつも一人でピアノ弾いていますが、連弾ではお友達と弾けるとのことで、お互いのうちに行って練習したりと楽しかったようです。

 

この「楽しい練習を経験する!」というのが連弾コンサートを開催したい私の一番の目的です。

 

3. 子ども達同士もいい刺激を与え合える。

2レッスン同時に行っているため、自分のレッスン中や待合室ではいろんなピアノ曲が聞こえてきます。

 

他のレッスン室から聞こえてきた曲を弾きたい!と言い出す生徒さんもいますし、「あの子上手だねぇ~」と聞き入る生徒さんもいますし、中には「もっと難しいの挑戦してやるー」とムキになる生徒さんもいます。

 

4. 自宅では教えることのできない講師たちもいる!

 

自宅で教えることのできない、有能な講師たちがたくさんいるはずです。

 

自宅の部屋数が少ない、もしくはマンション住まい、家族の同意が得られない、、などなど原因はあるかと思います。

 

教えたいのに教えられない方たちにとって、もしあなたが教室を用意してくれていたら、きっと喜ぶでしょうね!

 

5. 客観的に教室を見ることができる

私は自分がレッスンしていないときにも教室に顔出しますので、より教室の雰囲気を客観的に味わうことができます。

 

1人でレッスンしていたら、待合室の雰囲気を感じたり、レッスンが実際に行われているときに教室全体を客観的にみることってできませんよね。

 

私の教室は小さい教室でレッスン室も二部屋と待合室しかありませんが、二部屋同時にレッスン行っているとやはり子ども達がいつもワイワイとにぎわっていて本当に楽しい空間になりますよ。

 

私は講師の皆さんと、付いてきてくれた多くの生徒さんのおかげで1人では経験できない素敵な経験をさせてもらっています。